江戸時代、天保年間初期、尾崎の氏子、佐藤右衛門(うえもん)が河内国(現在の大阪府南東部)で刀鍛冶の
年季奉公期間中に習得し、脚色したものが白髭神社へ奉納されたと伝えられる。5幕10種で構成。特設舞台の花道より、編み笠を用いた伊勢音頭で始まり、舞台中央への踊り込みから、日傘、真剣(現在は模造刀)、矢尻の小道具を片手に、大太刀(大人の踊り子)と小太刀(子供の踊り子)が交錯し合いながら舞踊する。椎名、三津、高岡、河内等、近隣集落から懇願師事され各地に広まり、現在、室戸市内で奉納されている太刀踊りの元祖となっている。(室戸ユネスコ世界ジオパークHPより)