椎名の太刀踊りは、毎年10月15日、椎名八王子宮秋祭りの時に拝殿を舞台として奉納される。
楽器に鉦、太鼓を用いず、拍子木で床をたたいてリズムをとり、歌舞伎の見得と相似た所作を見せる事を特色とする。 県の無形民俗文化財に指定されている。 また神輿が海に入る「神輿洗い」は勇壮である。(室戸市教育委員会HPより)
椎名八王子宮秋祭
「椎名八王子宮秋祭」と室戸のつながり
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椎名八王子宮
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太刀踊り
江戸時代、天保年間初期、尾崎の氏子、佐藤右衛門(うえもん)が河内国(現在の大阪府南東部)で刀鍛冶の 年季奉公期間中に習得し、脚色したものが白髭神社へ奉納されたと伝えられる。5幕10種で構成。特設舞台の花道より、編み笠を用いた伊勢音頭で始まり、舞台中央への踊り込みから、日傘、真剣(現在は模造刀)、矢尻の小道具を片手に、大太刀(大人の踊り子)と小太刀(子供の踊り子)が交錯し合いながら舞踊する。椎名、三津、高岡、河内等、近隣集落から懇願師事され各地に広まり、現在、室戸市内で奉納されている太刀踊りの元祖となっている。(室戸ユネスコ世界ジオパークHPより) -
椎名漁港
椎名漁港では、高品質な魚が水揚げされます。この理由は科学的に解明されていて、海水の富栄養性によるものです。海底の形状が特殊で漁港から3kmほどで水深1000mを超える深海が存在します。深層の海水には太陽光が届かないため、表層とは異なり光合成によってミネラルが消費されずに蓄積されます。室戸ではその深層の水(海洋深層水)が、海底の特殊な地形によって、表層近くまで上昇(湧昇流)してくるのです。そのため海域は、常にミネラルを豊富に含んだ海水で満ちた状態なのです。そこでは良質なプランクトンが発生し、豊かな生態系が生まれているのです。 -
神祭(じんさい)
いよいよ秋の神祭(じんさい)の季節がやってきました。 室戸が一番盛り上がるといっても過言ではないのではないのでしょうか。 室戸の基幹産業である農業や漁業の豊作豊漁を祈願し、地域各々の文化歴史が色濃く反映されていて、国や高知県の無形文化財に選定されている地域もあります、起源を遡ることが難しいほどの長い歴史が育んだ、室戸独自の「神祭」をぜひ観に来ませんか?