室戸では藍染が行われています。植物としての藍の生産から染色まで、一貫して全ての工程を室戸で行なっています。藍に魅せられた職人が作り出す美しい藍色を、生活のワンポイントに取り入れてみてはいかがでしょうか。
藍染
「藍染」と室戸のつながり
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藍染体験
インディゴブルーに染まる、驚きの瞬間を体感しよう。お気に入りの服やアイテムを、自分だけの色に染められます。体験する場所もリクエストも応じてくれます。お店の中でも、大自然の河原でも、 移動する藍染体験です!藍染に必要不可欠な発酵菌は寒さが苦手、寒い時期は藍染体験をお休みしています。 -
riddim blue
藍染職人さんとクラフト作家さんのお店兼アトリエ。藍染めベビーグッズなど素敵な作品を販売。藍パンや藍ラテなどの軽食。藍染体験など提供してます。お気軽にお立寄りください。 -
藍パン作り体験
藍は染色として用いられるばかりでなく、昔から料理の薬味として用いられ、薬草としての効果もあります。体験ではパン生地に藍を練り込む所からスタート。綺麗なマーブル状にできるかな?焼きたてにバターを挟んでいただきます。 -
藍染作品
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土佐備長炭
日本三大備長炭に数えられる「土佐備長炭」はウバメガシ(姥目樫)を原料とした白炭と呼ばれる最高品質な木炭です。 土佐備長炭の魅力は美味しくお肉が焼ける「強い火力」と「持続時間」そして「灰が飛ばないこと」です。 室戸市で備長炭が作られるようになったのは明治時代のことでした。 四国の突端、三方を太平洋で囲まれた室戸市は地域の大部分が森で覆われているため木材は豊富にありましたが、まだ炭焼きの技術は発展していませんでした。 そんな中、紀州の炭焼き職人が四国遍路で室戸を訪れ、明治40年に備長炭の製法を伝授したことはまさに弘法大師のお導きでした。(弘法大師は3つのお寺を室戸で建立し、その成り立ちに深く関わります。四国八十八ヶ所参りは弘法大師所縁のお寺を巡ります。) そして時代を経て室戸市の主要産業になった土佐備長炭は、全国に広く流通し日本で有数の生産量を誇るようになりました。 近年は海外からの白炭輸入量が減少し、市場では品薄状態が続いているため、備長炭は希少で高価なものとなっています。 そんな貴重な土佐備長炭は主に都市部の料理店で愛用されますが、ご家庭で使うときはバーベキューグリルや七輪などで肉を焼くのが最高です! 遠赤外線でふっくら焼き上がり、余分な油が赤く燃えた土佐備長炭の上に落ちるとジュっと煙が立ち、肉を口に運ぶと仄かに備長炭のよい香りを感じます。 土佐備長炭を製造する「窯元炭遊」の川田さんによると 火力が半日程度持続する土佐備長炭は、長時間かかる煮物でも効果を発揮するそう。途中で使い終わったときは灰を被せて消火すればまた使えます。注意したいのは、土佐備長炭は長持ちしますが、鋼のように硬く火が付きにくいので、肉を焼くのは炭にじっくり火を入れてから。焼き始めが早いとお腹がいっぱいになる頃、備長炭が絶好調になることも…