目が大きくて、パッチリまん丸なのが名前の由来です。旬は晩秋から冬、味は定評があり、季節によってはクロマグロよりも高く評価されることもあります。生息分布は、世界中の温帯、熱帯海域に広く生息しています。
メバチマグロ
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旬の時期
- 1月
- 2月
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- 7月
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- 9月
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- 12月
「メバチマグロ」と室戸のつながり
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遠洋マグロはえ縄漁
遠洋マグロはえ縄漁
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室戸のマグロ漁師達は、太平洋、大西洋、インド洋など、世界中の海域でマグロ漁場を開拓していきました。現在も伝統の「まぐろはえ縄漁」で、遠くはアイルランドの漁場まで船を出します。取れたマグロは、船内にある-60℃の冷凍庫で急速冷凍し保存することで、魚体の鮮度を保ちます。 マグロ延縄漁は、世界で一般的に行われているマグロ巻網漁と比較して、環境負荷が少なく、持続可能な漁法です。また、一匹一匹釣り上げるので、丁寧な鮮度管理を施すことができ、品質を保ち市場に供給できるのです。クロマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロを主体としています。 -
近海マグロはえ縄漁
近海だからこそ、希少な「天然マグロの生」を国内の市場に供給しています。夜明け前、約2400本の針に餌を付けながら約85kmもある延縄を海に繰り出し、その日のうちに回収(揚げ縄)します。釣れたマグロは即座に神経抜き、血抜きを施し、低温管理した冷海水の魚槽で鮮度を保つことで、「生の天然マグロ」を最高品質で国内市場に供給しています。マグロ延縄漁は、世界で一般的に行われているマグロ巻網漁と比較して、環境負荷が少なく、持続可能な漁法です。また、一匹一匹釣り上げるので、丁寧な鮮度管理を施すことができ、品質を保ち市場に供給できるのです。クロマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロを主体としています。 -
クロマグロ
マグロの王様、「本マグロ」とも呼ばれます。天然クロマグロの旬は冬12月から3月頃、誰もが憧れる高級魚の中の高級魚です。海のダイヤとも呼ばれ、マグロ類の中で最も資源管理が厳しく、希少で高価なお魚です。室戸の漁師達はクロマグロを求めて、世界中の海域の漁場を開拓してきました。 -
ビンナガマグロ
ビンチョウマグロとも呼ばれ、胸ビレ長いのが特徴です。旬は冬、身質は白くて柔らかく、あっさりした味、脂がよくのった魚体は「ビントロ」と呼ばれ評価されています。世界中の温帯、熱帯海域に広く生息しています。 -
キハダマグロ
尾びれや背びれが黄色いので、キハダ(黄肌)マグロです。マグロ漁の町、室戸では、江戸時代からマグロ漁が行われてきました。 キハダマグロの旬は夏から秋頃。産地室戸ならでは、朝に漁獲して、お昼には採れたてを食べれます。大トロのような部位はありませんが、旬にはさっぱりとした旨味と、赤身にきめ細やかな脂が入っていて、とっても美味しいんですよ。 -
マグロ漁のまち室戸
室戸では、江戸時代からマグロ漁が行われ、大正から昭和にかけて、日本屈指のマグロ漁の基地として栄えました。港の周辺には、居酒屋や料亭などが立ち並び、船が港に帰ると漁師達でとても賑わいました。 当時、室戸には多くの漁師が集まり、マグロを追って日本近海、ニューヨーク沖、アイルランド沖など世界中の漁場を開拓してきました。また、室戸で培った高い漁業技術は国内はもとより、世界中の漁港に伝わっていきました。現在、室戸ではマグロ漁船の数は少なくなりましたが、伝統の近海はえ縄漁、遠洋はえ縄漁が行われています。マグロ漁のまち、室戸の人達はマグロが大好き、伝統は食文化にも承継されて、今も楽しまれています。 -
マグロはえ縄漁労機械
室戸には、世界の水産業を支える、漁労機械のトップメーカーあります。室戸のマグロ漁は、大正時代まで全て人力で行われ、過酷で危険極まりない漁でした。マグロはえ縄漁で亡くなる漁師も少なくない時代、室戸では、漁の安全性を向上させるために、はえ縄漁専用機械の開発・製造を行う「株式会社泉井鐵工所」が創業されました。以降、マグロはえ縄漁の安全性と効率性が飛躍的に向上し、室戸のマグロ漁師は、世界のマグロ漁場を開拓していきます。室戸のマグロはえ縄漁で培った技術は、100年たった今、世界の水産業を支えています。