吉良川のまちなみは、備長炭の繁栄と共に先人の手によって建築されました。歴史や建築の工夫・特徴など昔ながらの情緒ある町並みを地元ガイドさんとお話ししながら歩いてみましょう。吉良川の町並みは高知県で初めて、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された地区です。
吉良川町並みガイド
「吉良川町並みガイド」と室戸のつながり
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室戸世界ジオパークセンター
地球の鼓動を感じる旅の始まり ユネスコ認定の室戸世界戸ジオパークセンターで出会う、大地との共生と未来へつなぐSDGs 四国高知の東南端にある室戸岬は今も大地が隆起しつづける、日本列島の最前線です。 5000年前から今に至るまでの地殻変動の痕跡に触れることで「地球の脈動」を感じることができる世界的に希少な地質遺産である室戸市は、市全域が、自然・文化遺産と関連した地質遺産を活用し持続可能な社会の実現を目指すユネスコ世界ジオパークに認定されています。国際機関であるユネスコの世界ジオパークは日本には10地域しかありません。 そしてそのジオパークの楽しみ方を知り、実際のフィールドを巡り、地元の人たちの話を聞き、人と大地の共生について(SDGsを)考えるきっかけづくりの拠点が、室戸世界ジオパークセンターです。 室戸ジオパークをどう楽しむかヒントや情報を入手できますので、室戸を堪能するためにまずここを訪れることをお勧めします。 室戸の大地のなりたちや室戸の人々独特の文化や産業についての資料があり、人が大地と共に生きていくためにはどうしたらよいかという問題について考えることができます。 ジオパークの体験ブースもあります。3D眼鏡で室戸沖の海底が急激に深くなっているのを見ると地殻変動のスケールの大きさを実感できます。素材のウバメガシが語り手となって「土佐備長炭」の成り立ちを説明してくれる映像も興味深いです。 旅の相談が出来るスタッフも常駐しており、ジオツアーや体験プログラムの申し込みも出来ます。 入館料は無料。9:00〜17:00 年中無休です。 様々なイベントも開催されているので🔗リンクからHPをチェックしてみてください。 -
吉良川の町並み
高知県で初めて、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された地区です。明治時代に建てられた土佐漆喰による塗屋造り、水切り瓦の蔵が立ち並び、懐かしい町並みが残されています。備長炭の繁栄と共に先人の手によって建築されました。白壁や水切り瓦の建物と「いしぐろ」などによる情緒ある町並みです。 -
吉良川町並み館
土佐備長炭で栄えた情緒漂う町並み —建築の知恵と文化を学べる『吉良川の町並み館』で町歩きがもっと楽しく! 国の重要伝統的建造物群保存地区「吉良川の町並み」を観光するにあたってまず最初に訪れて欲しいのが「吉良川の町並み館」です。 独特の文化を持った吉良川の町並みの地域文化や、独自の建築様式である「水切り瓦」や「いしぐろ」などその特徴をパネルなどの展示で詳しく説明しています。 ここを見てから町並みを散策すれば、吉良川の町並みの独自性と見学のポイントを理解することができます。 さらに実際に「旧長田家住宅」など実際の吉良川の特徴を残す家の中に入ることができます。土間がかなり広く取られており、天井も低めです。 椅子に座って休憩したり、土日祝日は館内にある「お休み処べっぴんさんの家」では美味しいお食事もできます。お土産として土佐備長炭の販売も行っています。 隣には「おまつり館」も併設されており、伝統的なお祭りの紹介もしています。