クジラ、イルカ、オオグソクムシに出会えるかも!?ホエールウォッチング四国発祥の地、室戸、海から室戸世界ジオパークを体験しよう!高知県東部地域は黒潮が流れ込み、室戸沖の深海からは海洋深層水が昇ってくる素晴らしい環境に恵まれた地域です。日々変わる海、山の姿をのんびり見ながら沖を走っていると、クジラやイルカ、魚、ウミガメなど様々な生物に出会うことができます。
海の話や、室戸ジオパークガイドの資格を持つ船長の室戸世界ジオパークの話を聞きながら色々な生き物を探します。
室戸の海を体いっぱいで感じていただけます。
太平洋の大海原へ、冒険クルーズ
「太平洋の大海原へ、冒険クルーズ」と室戸のつながり
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深海生物漁
室戸は陸から深海が近く変わった深海魚をたくさん見ることができます。また、外洋魚や大型のサメなどもいて、生き物を良い状態で飼育できる施設を作っていけば、他の水族館で見られない飼育の難しい生物をたくさん見ることができます。現在、室戸の漁師ならではの移動水族館や珍しい深海生物のふれあい水槽など様々な機関に協力してもらいながら行っています。 -
佐喜浜漁港
佐喜浜の漁港では、高品質で美味しい魚が水揚げされています。この理由は科学的に解明されていて、海水自体の富栄養性によるものです。海底の形状が特殊で漁港から3kmほどで水深1000mを超える深海が存在します。深層の海水には太陽光が届かないため、表層とは異なりミネラルが消費されずに蓄積されます。室戸ではその深層の水(海洋深層水)が、海底の特殊な地形によって、表層近くまで上昇(湧昇流)してくるのです。そのため海域は、常にミネラルを豊富に含んだ海水で満ちた状態なのです。そこでは良質なプランクトンが発生し、豊かな生態系が生まれているのです。 -
海洋深層水
1989年、室戸市に日本で初めての陸上型の深層水取水施設が開設されました。海洋深層水とは、深200~300メートル以深を流れる海水のこと。深海では、太陽光が届かないので、海中での光合成で消費される栄養塩(窒素、リン、ケイ素、硝酸など)が消費されずに多く残っています。優れたミネラルバランス、水温が低温で安定し、さまざまな分野での可能性を秘めています。また、表層水と比べて生活排水の影響が無いため、清浄性が高いという特徴があります。室戸市では、自然の恵みである海洋深層水を、飲料水、製塩、陸上養殖などに活用しています。 -
深海生物 漁業体験
高知県東部地域は黒潮が流れ込み、室戸沖の深海からは海洋深層水が昇ってくる素晴らしい環境に恵まれた地域です。 世界ジオパークにも登録されている室戸の地形は深海が陸から近く、他の地域ではあまりみることのできないオオグソクムシをはじめとした、多くの深海生物が生息しています。 室戸には陸地から近い場所に、まだまだ未開拓の深海があります。誰も経験していない珍しい発見があるかもしれません。