昭和13年、太平洋に囲まれた漁師町、室戸で創業。魚の旨みをだれよりも知っている漁師が、その味を認めてマグロ遠洋漁業の船に積み込んだ「山本のてんぷら」。冷凍剤や保存料を使用せずに、世界中の漁場まで美味しさを保つ独自の技術と、甘味料などを使わずに追求した素材本来の味、安心へのこだわり。四国のど田舎「室戸」で一つ一つ丁寧に手作りされている「山本のてんぷら」は、ドバイ、シンガポール、ロサンゼルス、ケープタウンなど、世界中で愛されています。
山本かまぼこ店
「山本かまぼこ店」と室戸のつながり
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マグロ漁のまち室戸
室戸では、江戸時代からマグロ漁が行われ、大正から昭和にかけて、日本屈指のマグロ漁の基地として栄えました。港の周辺には、居酒屋や料亭などが立ち並び、船が港に帰ると漁師達でとても賑わいました。 当時、室戸には多くの漁師が集まり、マグロを追って日本近海、ニューヨーク沖、アイルランド沖など世界中の漁場を開拓してきました。また、室戸で培った高い漁業技術は国内はもとより、世界中の漁港に伝わっていきました。現在、室戸ではマグロ漁船の数は少なくなりましたが、伝統の近海はえ縄漁、遠洋はえ縄漁が行われています。マグロ漁のまち、室戸の人達はマグロが大好き、伝統は食文化にも承継されて、今も楽しまれています。 -
室戸海洋深層水株式会社
室戸海洋深層水(株)のお塩の秘密は、海洋深層水のもたらす豊かなミネラル分を最大限活かす製造工程にあります。そして世界で唯一、にがみ成分(So4)を除去していること。完成したお塩は、旨味やほのかな甘みを感じます。苦味やえぐみが無いのです。また、製造工場の環境負荷を低減に取り組むなど、地球環境の保全に取り組まれています。 -
道の駅キラメッセ室戸
眼下には太平洋が広がる風光明媚な道の駅。地元名産の鮮魚や鯨料理などが味わえるお食事処『鯨の郷』、鮮魚や朝獲れの新鮮野菜・果物などの直売所『楽市』、クジラ漁の資料館『鯨館』がございます。ドライブ中のお休み処として、室戸の地元の名産をご堪能頂ければと思います。直売市場楽市の西隣にある加工場では、毎朝手作りするお弁当やジェラート(大好評です)などを作って販売しております。 -
西山台地
平らな段丘面上では台地農業が盛んに行われていています。あま~いサツマイモ、大根、ナス、ビワ、柑橘類はジオパークの宝。 -
魚ん棒(かまぼこ)
高知産シイラ100%でつくったスパイシーな、かまぼこです。室戸で獲れる新鮮なシイラをすり身にし、室戸海洋深層水塩を使用して旨味を引き出しました。「山本かまぼこ店」さんのこだわり、化学調味料、保存料、着色料は使用していません。 -
おでん
「山本かまぼこ店」のこだわりおでん。手作りの「天ぷら」や「ちくわ」のほか、室戸の新鮮な大根・人参を使用して、旨みたっぷりのだしで煮こみました。 忙しい時は、簡単にあったかくて、やさしい味のおでんがうれしいです。地元リピーターも多数の人気商品です。 「ハラール認証おでん」もあります。化学調味料、保存料、着色料は使用していません。 -
室戸の美味しい魚
海洋深層水と豊かな自然の恵みが育む、室戸の魚 “なんちゃあない”という町にこそ、本当に美味しい味がある。 「室戸はなんちゃあない(なんにもない)」 それが祖母の口癖でした。でも、そんな祖母が元気だった頃、都会に遊びに来て魚を食べると、決まって「うもうない(おいしくない)」と、ぽつりと漏らしていました。 都会には、多彩な飲食店がひしめき、見たことのない食材も並びます。 けれど祖母にとっては、そんな華やかな食の世界よりも、“なんちゃあない”室戸の魚こそが、なにより美味しく、心の底から愛した味だったのです。 室戸の人は「なんちゃあない」と皆さん仰いますが、室戸には「いいもの・おいしいもの」が沢山あると私は思います。「なんちゃあない」っていうのは、「話題性」のあるものがないっていうことなんでしょうね。 そして室戸の人はみんな案外グルメだと思っています。いわゆる“室戸あるある”ですが、みんな地元の食材が大好きなんです。 進学や就職で室戸を離れる人々が、決まってまず「室戸の食が恋しい」と口にするほど、室戸の味は根強い郷愁となって人々に染みついています。 実際、室戸の漁港には、高品質で本当に美味しい魚が次々と水揚げされています。 その理由は、室戸特有の地形と、海洋深層水の恩恵にあります。 海洋深層水とは、太陽光の届かない深海にある海水のこと。 深海には太陽光が届かないため、光合成が起こらず蓄積された窒素やリンなどの栄養がたっぷり詰まっていて、それが室戸の東海岸沿いの海で湧き上がるため、海には常にミネラル豊富な海水が満ちています。 この栄養たっぷりの海水で育った良質なプランクトンを基盤に、室戸の海には豊かな生態系が築かれているのです。 その結果、室戸の魚は自然に身が締まり、国の海洋深層水研究の最適地として選ばれた室戸ならではの旨みが凝縮されていきます。 とくに春先、室戸の沿岸近くを通過するブリは、たっぷりと栄養を蓄え、「室戸春ぶり」として親しまれています。これはもう季節の風物詩ですね。 もちろん、それだけではありません。 下段の「室戸のつながり」でも一部触れていますが、室戸では一年を通して多彩な魚が獲れ、大敷網(定置網)だけで年間約150種が取引されるほどの豊かさです。 海洋深層水という、室戸史上最大の自然の恵みが育んだこの豊かな海。 それは、遠い昔から室戸に寄り添い、今日の食文化をかたちづくってきたのです。 「なんちゃあない」と言いながら、「いいもの」が沢山あるそんな室戸をつたえていきたい、私も頑張って紹介して、みんなに教えたいです。 -
農事組合法人 庄毛ファーム
庄毛地区を守る!農家の高齢化、後継者不足による耕作放棄地の急増により、地域社会の継続が危ぶまれる中、吉良川町の有志が集まり、農事組合法人を設立して取り組んでいます。 ①蕎麦(宮崎県椎葉村の幻の在来種)の生産・加工・販売②地域の活性化に向け、露地野菜等の生産を通して、地元加工業者や福祉事業所との連携③休耕地を利用した稲WCS(牛の飼料)の直播栽培など。人を育て、地域をつなぎ、未来につなぐ。基盤整備と新たな担い手と連携を模索しながら、庄毛地区の維持・発展に取り組まれています。 お蕎麦について!! 幻の品種(宮崎県椎葉村の幻の在来種)へのこだわり→栽培法→収穫→脱穀法→水車挽き製粉→打ち方→茹で方→ツユ→地元野菜の天ぷら!! 徹底的にこだわり抜いて調理した蕎麦は、10月開催「そば花まつり」のイベントのみ提供され、室戸市民の秋の楽しみとなっています。 -
喫茶うみがめ
共同作業所むろとうみがめ の喫茶店です パンやシフォンケーキ、クッキーなどがいただけます。 金曜日には、5食限定でタニタ食堂コラボメニューもしています。