“深層美容”と“健康増進”を叶える癒しの楽園ーリラクゼーション施設『シレスト室戸』
室戸海洋深層水体験交流センター「シレストむろと」は、室戸市が誇る海洋深層水の魅力を余すことなく体感できる、健康と癒しのオアシスです。
館内に広がる海洋深層水の温水プールは、海洋深層水の塩分を体にやさしい濃度に調整し、約34℃の“体温に近い”心地よい水温に保たれ、まるで水に溶け込むようなやさしい感覚に包まれます。
アクアマッサージや水中ウォーキング、ストレッチなど、水流と水圧が織り成す運動プログラムは、足元から首元まで段階的に立ちのぼるエアーバブルによるマッサージ効果も加わり、訪れる人々の心身をじんわりとほぐしてくれます。
多くの地元の方々が流れるプールでウォーキングを楽しみながら、健康づくりの場としても親しまれています(水着着用)。
施設内のサウナでは、本格的な「ロウリュウ」体験が待っています。蒸気が立ち上る瞬間、熱波が身体を包み込み、整う感覚が全身を駆け抜けます。汗だくになった担当スタッフの方の「お疲れさま」「ありがとう」という、地元の方への言葉が空間に響き、室戸ならではの人のぬくもりに満ちたひとときが生まれていました。
室戸沖で汲み上げられる海洋深層水は、大河川の流入がないため生活排水の影響を受けることなく澄み切った純粋さを保ち、急峻な海底地形によって太陽の届かない1,000メートルの深海から湧き上がります。この水には、植物プランクトンに消費されずに蓄積された豊富なミネラルがたっぷりと含まれています。
シレストむろとでは、高知大学医学部監修のもと、科学的な知見に基づいた水中運動プログラムを導入。深層水のミネラルが肌の保湿・代謝促進に働きかけ、さらにサウナと水風呂の交互浴による自律神経の調整や疲労回復も期待できます。
夏季には屋外に簡易プールも設置され、親子で過ごす涼やかな休日にぴったりのスポットに。混雑も少なく、静かに水辺の時間を楽しめます。
海と人の力が静かに交わる場所─
シレスト室戸は、“地域資源と科学の融合がもたらす「深い癒し」”を訪れるすべての人にそっと届けてくれます。
シレストむろと
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「シレストむろと」と室戸のつながり
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海洋深層水の神秘の味
太古の海が育んだ室戸の海洋深層水─命を潤すその力が、いま食・健康・地域再生の未来を変える。 海洋深層水とは、水深200メートル以深に存在し、地球規模で循環する清浄かつ栄養豊かな海水のことです。この水は古来より海を豊かなものとし、室戸の生きとし生けるものの命を紡ぎ続けてきました。 室戸の文化文明を発展させ続けてきたこの水の特性には、いまだ解明されていない可能性が多く秘められており、現在もさまざまな分野で研究が進められています。そして今後のさらなる活用にも、大きな期待が寄せられています。 四国・高知県の最南端。太平洋を三方に望む室戸岬の周辺には、日本でも屈指の“急深海域”(岸からいきなり深くなる海)が広がっています。 そのため、室戸は三方に50kmを越える海岸線をもちながらも、海水浴場がないという稀な地域です。 海岸から沖合わずか2〜3kmで、水深は一気に1000mへと達し、まるで海がそのまま断崖になったかのような、さらなる急峻な海底地形が、室戸東海岸には存在します。 この特異な地形が、室戸にさらに深い海洋深層水─“太古の海”を呼び込む力を与えているのです。 室戸岬から東に続く海岸線は、こうした地形的特性が着目され、1985年に科学技術庁(現・文部科学省)のアクアマリン計画により「海洋深層水資源の有効利用技術に関する研究」のモデル海域に指定されました。 室戸海域が研究フィールドに選定されたことを契機に、この海は全国的な関心を集めるようになります。 室戸には大都市近郊に見られるような大河川がないため、人間生活による自然環境汚染の影響が少なく、採水された海水は細菌数も非常に低く、清浄性に優れています。 さらに、窒素・リン・ケイ素などの無機栄養塩を豊富に含み、ミネラルバランスにも優れた高栄養な海水となっています。水温は年間を通じて約9.5℃と安定しており、発酵・成長・癒しなど、多彩な可能性を秘めた“命の水”として注目されています。 1989年には、室戸市に日本初の陸上型取水施設「高知県海洋深層水研究所」が開設され、海洋深層水の採水が本格的に始まりました。この海洋深層水は、室戸にとって“史上最大の自然の恵み”となったのです。 現在も高知県を中心に、官民が一体となって海洋深層水の研究と実用化に取り組んでおり、その活用は食品、農業、養殖、美容など、さまざまな分野に広がりを見せています。 ここでは海洋深層水が室戸でどのように活用されているのかを見ていきます。 下部の「室戸のつながり」の欄で、それぞれの知られざる海洋深層水の魅力に触れてください。 ①室戸の美味しい魚:ミネラル豊富な海洋深層水で満ちる海域が育てた、室戸の水産業 ②ミネラルウォーター:驚くほどピュアで美味しい!健康と災害備蓄を支える高機能さ ③製塩:料理の味が変わる!深海の恵みが生んだ「天然ミネラル塩」威力 ④陸上養殖 ・すじ青のり:「青のりの最高峰」─深層水が育む極上の風味 ・プラチナサツキマス:「幻の魚」室戸から復活─深層水で育てた極上の逸品 ・プライムオイスター:最高峰の「旅する牡蠣」室戸海洋深層水で磨かれた味 ⑤しいたけ栽培:ぷりぷり食感と濃厚旨味の逸品/室戸の極上椎茸 ⑥シレスト室戸:“深層美容”と“健康増進”を叶える癒しの楽園 ⑦深海生物漁:未踏の深海で夢を追う「深海生物漁師」の地方創生への挑戦 こんなにも海洋深層水が活躍するのには、やはり室戸の地形が大きく関係しています。 深海が近い室戸では、陸上に設けられた施設から取水管を海へと伸ばすことで、近距離から安定して海洋深層水を確保することが可能となっているのです。 この条件を満たす地形は、国内でも極めて稀です。 そもそも海洋深層水は、アラスカ沖などで冷たい海水が沈み込み、数千年の時をかけて地球の海底を巡りながら熟成されたもの。そして、室戸沖に到達した海底1000mのその水は、海底の断崖にぶつかり、勢いよく湧昇。 この海底から海洋深層水を運んできてくれる「湧昇流を生み出す海底断崖地形」こそが室戸海洋深層水の生みの親ともいえる貴重な存在なのです。 この偉大な自然の力を利用し、室戸では水深320〜344m付近から海洋深層水を取水しています。これは深海1000mの効果性の高い深層水を低コストで取得できる大きな利点です。 室戸海洋深層水は、地球規模の海洋循環と室戸岬の特異な地形が生み出した特別な水。 その清浄さと栄養価、冷たさと安定性は、数千年の旅路を経て湧き上がった「地球の記憶を宿した水」だといえるでしょう。 むかしむかし、海洋深層水に海洋深層水という名前が付いていなかった頃から、この「海の恵みの水」は室戸の漁業や文化の繁栄を支えてきました。 古来から魚を育て、人の命を育ててきたこの「水」は、現代の研究、技術によって、より成長と癒しの力を増して、今、室戸から世界へと広がり始めています。 -
だるま朝日
室戸の東海岸から朝日が上ります。海水よりも空気が冷たい冬に見られることが多いです。 -
SAKURAHOME EL FRAMENQUITO
本場バレンシアの芸術パエリアをいただけます。他にもハモンセラーノ、ケソ・マンチェゴチーズ、自家製のアイオリソース、室戸の野菜サラダ、美味しいワインなど。最高のお料理とおもてなしです。 -
サバらしい日々
2月3月開催の季節限定の大人気企画!「サバらしい日々」室戸の旬のサバはうまい!採れたてのサバを産地室戸で1食1,000円で提供します。室戸ならではのサバを使ったさまざまな料理を、各店舗で召し上がれ。 むろと廃校水族館でチケットセットを購入すると・・! ぷるぷる震える、ぬいぐるみなどプレゼントします! 各店舗さまざまなサバ料理を、ぜひ楽しんでください。旬のサバの味をあなどるなかれ!