室戸の東海岸から朝日が上ります。海水よりも空気が冷たい冬に見られることが多いです。
だるま朝日
「だるま朝日」と室戸のつながり
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海岸線
室戸岬を中心に東西約50kmの海岸線を有しています。ダイナミックな奇岩の乱立、どこまでも広がる水平線、突き抜ける空、青色の美しいコントラストが心を癒してくれます。そして太陽。朝日は東海岸の水平線から上り、西海岸の水平線に夕日が沈みます。室戸に来ると1日の始まりと終わりを、水平線に感じます。 -
だるま夕陽
だるま朝日・だるま夕日は、秋分の日ごろから春分の日ごろにかけて海面の海水温と大気の温度差により水蒸気に光が屈折して太陽がだるまのように見える現象です。 室戸市は太平洋に突き出た地形から、東にだるま朝日・西にだるま夕日を臨むことができる珍しい場所です。(室戸市観光協会) -
岬観光ホテル
四国の右下に突起した室戸市の、その先端部に位置しているため、窓から見える景色は絶景です。昭和9年に資産家の別荘として建てられたもので、のちにホテルとなり国の登録有形文化財として登録されています。エントランスには赤い絨毯とシャンデリア、タイムスリップしたかのようなレトロな空間となっています。 -
民宿徳増
おばあちゃん手づくりのおふくろの味、そして新鮮な海の幸、山の幸はぜひお試し頂きたい絶品揃い。手づくりの味を楽しみ、美しい海を眺めながら過ごす贅沢な時間がここにあります。離れにオーシャンビューの多目的スペースがオープンしました、最高のロケーションでワーケーション、お料理教室、なんでもできる施設です。 -
夫婦岩
室戸岬町と佐喜浜町の境の鹿岡鼻にある、海中から直立する2つの岩柱。しめ縄でしっかりと結ばれ、まるで夫婦が連れ添っているようで人目をひく。多年の風触作用による蜂の巣構造と風紋が美しい。秋分から春分までの間、この岩の間から昇るダルマ朝日を拝む事が出来ると、良縁に恵まれるという言い伝えがあるらしい。(室戸市観光協会) -
シレストむろと
“深層美容”と“健康増進”を叶える癒しの楽園ーリラクゼーション施設『シレスト室戸』 室戸海洋深層水体験交流センター「シレストむろと」は、室戸市が誇る海洋深層水の魅力を余すことなく体感できる、健康と癒しのオアシスです。 館内に広がる海洋深層水の温水プールは、海洋深層水の塩分を体にやさしい濃度に調整し、約34℃の“体温に近い”心地よい水温に保たれ、まるで水に溶け込むようなやさしい感覚に包まれます。 アクアマッサージや水中ウォーキング、ストレッチなど、水流と水圧が織り成す運動プログラムは、足元から首元まで段階的に立ちのぼるエアーバブルによるマッサージ効果も加わり、訪れる人々の心身をじんわりとほぐしてくれます。 多くの地元の方々が流れるプールでウォーキングを楽しみながら、健康づくりの場としても親しまれています(水着着用)。 施設内のサウナでは、本格的な「ロウリュウ」体験が待っています。蒸気が立ち上る瞬間、熱波が身体を包み込み、整う感覚が全身を駆け抜けます。汗だくになった担当スタッフの方の「お疲れさま」「ありがとう」という、地元の方への言葉が空間に響き、室戸ならではの人のぬくもりに満ちたひとときが生まれていました。 室戸沖で汲み上げられる海洋深層水は、大河川の流入がないため生活排水の影響を受けることなく澄み切った純粋さを保ち、急峻な海底地形によって太陽の届かない1,000メートルの深海から湧き上がります。この水には、植物プランクトンに消費されずに蓄積された豊富なミネラルがたっぷりと含まれています。 シレストむろとでは、高知大学医学部監修のもと、科学的な知見に基づいた水中運動プログラムを導入。深層水のミネラルが肌の保湿・代謝促進に働きかけ、さらにサウナと水風呂の交互浴による自律神経の調整や疲労回復も期待できます。 夏季には屋外に簡易プールも設置され、親子で過ごす涼やかな休日にぴったりのスポットに。混雑も少なく、静かに水辺の時間を楽しめます。 海と人の力が静かに交わる場所─ シレスト室戸は、“地域資源と科学の融合がもたらす「深い癒し」”を訪れるすべての人にそっと届けてくれます。 -
民宿室戸荘
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民宿 椎名
室戸市から東洋町へ北上する国道55号線沿いにある、民宿椎名。 目の前には広い海が広がり、見晴らしは最高で、お部屋もきれい。女将のお料理もオススメです。(ひがしこうち旅HPより) -
ロッジおざき
国道55号線沿い、目の前にはサーフィンで有名な尾崎海岸、そして佐喜浜の夫婦岩を望む場所にあるお宿。ゆったりと海を眺めながらお過ごし頂くも良し、ホエールウオッチングを楽しむも良し。もちろん、地獲れの鮮魚や自家菜園で採れた野菜、そして自家製の干物等を使った郷土料理でおもてなし致します。(HP室戸食遊館808より) -
高岡漁港
高岡の漁港では、高品質な美味しい魚が水揚げされています。この理由は科学的に解明されていて、海水自体の富栄養性によるものです。海底の形状が特殊で漁港から3kmほどで水深1000mを超える深海が存在します。深層の海水には太陽光が届かないため、表層とは異なりミネラルが消費されずに蓄積されます。室戸ではその深層の水(海洋深層水)が、海底の特殊な地形によって、表層近くまで上昇(湧昇流)してくるのです。そのため海域は、常にミネラルを豊富に含んだ海水で満ちた状態なのです。そこでは良質なプランクトンが発生し、豊かな生態系が生まれているのです。 -
佐喜浜漁港
佐喜浜の漁港では、高品質で美味しい魚が水揚げされています。この理由は科学的に解明されていて、海水自体の富栄養性によるものです。海底の形状が特殊で漁港から3kmほどで水深1000mを超える深海が存在します。深層の海水には太陽光が届かないため、表層とは異なりミネラルが消費されずに蓄積されます。室戸ではその深層の水(海洋深層水)が、海底の特殊な地形によって、表層近くまで上昇(湧昇流)してくるのです。そのため海域は、常にミネラルを豊富に含んだ海水で満ちた状態なのです。そこでは良質なプランクトンが発生し、豊かな生態系が生まれているのです。 -
三津漁港
三津の漁港では、高品質な美味しい魚が水揚げされています。この理由は科学的に解明されていて、海水自体の富栄養性によるものです。海底の形状が特殊で漁港から3kmほどで水深1000mを超える深海が存在します。深層の海水には太陽光が届かないため、表層とは異なりミネラルが消費されずに蓄積されます。室戸ではその深層の水(海洋深層水)が、海底の特殊な地形によって、表層近くまで上昇(湧昇流)してくるのです。そのため海域は、常にミネラルを豊富に含んだ海水で満ちた状態なのです。そこでは良質なプランクトンが発生し、豊かな生態系が生まれているのです。 -
室戸海洋深層水株式会社
室戸海洋深層水(株)のお塩の秘密は、海洋深層水のもたらす豊かなミネラル分を最大限活かす製造工程にあります。そして世界で唯一、にがみ成分(So4)を除去していること。完成したお塩は、旨味やほのかな甘みを感じます。苦味やえぐみが無いのです。また、製造工場の環境負荷を低減に取り組むなど、地球環境の保全に取り組まれています。 -
地球時間の旅
室戸市は、地球のダイナミズムな変動を実感できるエリアとして、ユネスコ世界ジオパークに認定されています。全世界213箇所の中でも、市の全域が認定されている、めずらしいなエリアです。 地球時間の旅展は、日本列島のジオパークを巡り、このたび四国では初めて室戸市で開催されます。日々の暮らしの中から、変動する大地と人のつながりを知り、歴史を感じて、未来を描きましょう! 展示構成 1”今”を形作る“過去”の物語 2目の前の景色を作るいろいろな石たち 3"日本"を形作った地球の物語" 4”未来”を作る “今”の私たち 【巡回展期間】 →2024.10/1~2024.11/29 ぜひ室戸世界ジオパークセンターにお越しください! -
バナナで放棄地を切開く
バナナ露地栽培へ移住者がゼロからの挑戦! 〜地球温暖化SDGs、バナナ栽培で、耕作放棄地を切り開く〜 夢と知恵による過疎の地方創生物語 四国高知の南東端、室戸岬の程近くに露地栽培のバナナ農園を作った方がいます。 田村友義さんは海外を10年ほど渡り歩いた後、作家として自伝を出版し、人生ゲームのサイコロを振るように偶然、室戸市に辿り着きました。 最初は移動スーパーの仕事をしようとしましたが、上手くいかず、温かい所で畑をしたいという奥様のご意向で、温暖な気候の高知県室戸市に居を構え、畑のために土地を借りました。 しかし、借りた土地をいざ鍬で耕してみると、大きな石が多くて途方に暮れます。 「野菜は無理だ」諦めかけた田村さんの目に映ったのは元々、室戸の海岸線に点在して自生しているバナナの木でした。 室戸で自生しているバナナの木は昔、室戸の地場産業である遠洋マグロ漁業の漁師さんが東南アジアから持ち込んだものだそうです。 それを見た田村さんは「ほっといても枯れないなら、室戸でバナナ栽培ができるはず!バナナならば荒れた土地でも育てられる!」と一念発起します。 国内で消費されるバナナはフィリピン産がほとんどで、国産バナナの割合は0.1%未満と言われています。 しかも、国内ではバナナ栽培は沖縄を除いてビニールハウスで行うのが一般的で、四国での露地栽培は、お手本がなく手探りで進む難しい挑戦となります。 田村さんはバナナ栽培の勉強を始め、国産バナナの生産者さんたちに連絡をして、室戸の気候で露地栽培が可能な品種を手探りで掴みました。 今も試行錯誤の最中で、借りることの出来るいくつかの農地の中で、どの地質がバナナ栽培に適しているのかを、生えている雑草の種類などから判断するなどして、日々努力を続けています。 栽培する品種は、アップルバナナ、銀バナナ、ドアーフナムワなど国内では取扱の少ないものばかりです。 そして、去年出来たバナナは評判の美味しさ!アップルバナナはリンゴのような甘味と酸味、銀バナナはとっても甘く、ドアーフナムワは上品な味。まだ生産数は少ないですが、あっという間に売れていきました。 田村さんは言います。 「設備投資にお金をかければなんでもできるけど、そうじゃなくて、自分の知恵を使って考えるのが面白い」 与えられた自然環境の中でも、手に入るあらゆる情報を駆使して懸命に考えれば、資格がいらない仕事なら何でもできるもの、田村さんは自信を見せます。 田村さんはバナナ農家だけでなく、持ち前の器用さを活かして、建具の張り替えの仕事もしています。 「やりたいことをしながら事業もする。移住先で生きていくには一つの仕事ではリスクが高い。3つ仕事を持つのが理想。自分が地方移住者のロールモデルになれればいい」 「室戸バナナを有名にしたい。室戸ならではの海洋深層水を使った栽培にも挑戦してみたい」 自分が試行錯誤して室戸でのバナナの栽培方法を確立したら、増え続ける耕作放棄地をバナナで活用できるようにする。 お金をかけずに地域の新たな産業となるモデルを作って、お世話になっている地域のみんなに貢献したい。 田村さんは目を輝かしながら夢を語ります。