「ゆのす」という、柚子を絞った果汁です。「す」といいつつ、酢ははいってません、果汁のみです。酸っぱすぎず、尖ったところがなく、どこまでもぬけるような爽やかさ。「ゆのす」は日本人の醤油と同じレベルで、室戸の食文化を支えていると言っても過言ではありません。田舎寿司では爽やかな酢飯として、藁焼きでは香ばしさとの相乗効果が完璧なんです。ちなみに私は毎日焼酎にちょっと入れて、楽しんでます。
柚子酢(ゆのす)
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「柚子酢(ゆのす)」と室戸のつながり
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藁焼き
「藁焼」は高知県の伝統的な調理方法です。「わら入れ八年、焼き三年」と言われるほど熟練を要します。藁を燃やした炎で硬い皮目をしっかりと焼き切ります。包丁で切ってみると、あくまで皮目のみを薄く火を通し、身は生のまま味わう。「カツオのたたき」は全国的に有名ですが、室戸ではウツボやハガツオ、メジナなどカツオ以外の魚種にも一般的に用います。刺身とは違う高知ならではの伝統調理法です。藁で焼けた皮目の香ばしさ、出来たては温かく香りが立つ。タレは室戸の豊富な柑橘類を使用し、薬味は独特でニンニクや大葉、タナネギなど作り手のこだわりがある。全てを口の中に入れると絶妙な美味しさがいっぱいに広がります。室戸でとれたての旬の魚と、産地で脈々と受け継がれている伝統調理法が作り出す味を、ぜひ召し上がって感じてください。 -
カツオのたたき(藁焼き)
旬のカツオを藁を燃やした炎で包み、絶妙な加減で皮を焼き切る、そこに室戸の柑橘を使ったこだわりのタレ、玉ねぎやニンニクなどの薬味を添えて味わいます。産地で獲れたて、炙りたての温(ぬく)たたきを食べたら、もう他では食べられません。美味しいやつ食べないと誤解が生まれるので、ぜひ産地で食べてください。 -
柚子
高知は柚子の一大産地です。室戸市でも10月と11月に一斉に収穫を行います。お寿司、お鍋などいろんな料理を引き立てる室戸のお料理に欠かせない柑橘です。 -
歯鰹のハランボの柚子酢和え
室戸ならではの調理、素材はハガツオ、部位はらんぼ、タレは柚酢、美味しすぎる一品!伝統芸能の継承に尽力されている方からいただきました。提供しているお店がありましたら教えてください。 -
ブリのたたき
室戸春ぶりを伝統料理「たたき」で味わう。藁焼きによって、香ばしさと暖かさをまとったブリに、柑橘の入った自家製タレが絶妙な美味しさを生み出します。 -
田舎寿司
人気の郷土料理です。見た目は素朴な寿司ネタたち、と思うかもしれませんが、口に入れてビックリの美味しさです。田舎寿司は、りゅうきゅう(はすいも)、みょうが、たけのこ、こんにゃくなど素朴な食材が主役です。それぞれの素材にあった調理がされています。合わせる酢飯には、室戸の柑橘ゆずが加えられ、爽やかな風味があります。これぞ、田舎の料理です。 -
皿鉢料理(さわちりょうり)
いくつもの大皿に海の幸、山の幸をてんこ盛りにした祝いのお料理です。美しいお皿に豪快に盛り付けます。