「藁焼」は高知県の伝統的な調理方法です。「わら入れ八年、焼き三年」と言われるほど熟練を要します。藁を燃やした炎で硬い皮目をしっかりと焼き切ります。包丁で切ってみると、あくまで皮目のみを薄く火を通し、身は生のまま味わう。「カツオのたたき」は全国的に有名ですが、室戸ではウツボやハガツオ、メジナなどカツオ以外の魚種にも一般的に用います。刺身とは違う高知ならではの伝統調理法です。藁で焼けた皮目の香ばしさ、出来たては温かく香りが立つ。タレは室戸の豊富な柑橘類を使用し、薬味は独特でニンニクや大葉、タナネギなど作り手のこだわりがある。全てを口の中に入れると絶妙な美味しさがいっぱいに広がります。室戸でとれたての旬の魚と、産地で脈々と受け継がれている伝統調理法が作り出す味を、ぜひ召し上がって感じてください。
藁焼き
旬の時期
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
「藁焼き」と室戸のつながり
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カツオのたたき(藁焼き)
旬のカツオを藁を燃やした炎で包み、絶妙な加減で皮を焼き切る、そこに室戸の柑橘を使ったこだわりのタレ、玉ねぎやニンニクなどの薬味を添えて味わいます。産地で獲れたて、炙りたての温(ぬく)たたきを食べたら、もう他では食べられません。美味しいやつ食べないと誤解が生まれるので、ぜひ産地で食べてください。 -
ハガツオのたたき
田舎の楽しみ通信隊のお勧め!藁焼きの炎で香りを、柑橘の入ったお店独自のタレと絶妙な薬味、そして何よりハガツオ特有のしっとりした食感と旨味は最高です。室戸に来たら是非食べてください。産地ならでは、獲れない日はお店にもありませんので、注文時に一言聞いてみてね。旬の12月〜2月に味わっていただきたい一品です。 -
皿鉢料理(さわちりょうり)
いくつもの大皿に海の幸、山の幸をてんこ盛りにした祝いのお料理です。美しいお皿に豪快に盛り付けます。 -
ブリのたたき
室戸春ぶりを伝統料理「たたき」で味わう。藁焼きによって、香ばしさと暖かさをまとったブリに、柑橘の入った自家製タレが絶妙な美味しさを生み出します。 -
星空キャンプミーティング
令和6年3月9日(土)開催!キャンプ場貸し切り!ご予約はこちら TEL:0887-22-0574 電車も高速道路もない室戸で見る『満天の星空』 と産地で『カツオの藁焼き体験』 & 『室戸のジビエ(別途500円)』が提供されます。ど田舎の山の中でキャンプを楽しみながら、産地でしか味わえない室戸グルメを堪能してください🏕※キャンプ道具は準備してください。レンタルはありません。 -
おきゃく文化
おきゃく文化
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豊富な美味しい食材・料理、美味い酒、人情あふれる地元の人々、これらが揃っているため、隣近所・知らない人まで巻き込んで『おきゃく』(酒宴のこと)が始まることがよくあります。(室戸市HPより) -
グレのタタキ
室戸の藁焼文化は、グレ(メジナ)の美味しさを引き出します。皮目の美味しさと藁の香ばしさがたまりません。旬の時期、脂ののりきった身にはタタキの良さが際立ちますよ -
柚子酢(ゆのす)
「ゆのす」という、柚子を絞った果汁です。「す」といいつつ、酢ははいってません、果汁のみです。酸っぱすぎず、尖ったところがなく、どこまでもぬけるような爽やかさ。「ゆのす」は日本人の醤油と同じレベルで、室戸の食文化を支えていると言っても過言ではありません。田舎寿司では爽やかな酢飯として、藁焼きでは香ばしさとの相乗効果が完璧なんです。ちなみに私は毎日焼酎にちょっと入れて、楽しんでます。