大正14年創業の老舗。室戸沖で水揚げされた魚介類が味わえる料亭。夏はながれこ(とこぶし)、冬はクエ鍋、鯨のハリハリ鍋、春は浜アザミの天ぷら、秋は伊勢エビ料理、その他、ミンク、ニタリ、イワシ、ナガス鯨を使った鯨料理が人気。鯨の煮付け、鯨のたたき、さえずり、尾の身の刺身、竜田揚げなど。室戸の金目鯛、遠洋漁業のマグロ、うつぼやマンボウの珍味も楽しめます。
料亭花月
おすすめリンク
「料亭花月」と室戸のつながり
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ハガツオの刺身
歯鰹の身はとても繊細で、鮮度に気を遣う魚です。しっとりとした食感とたっぷりの旨味。産地室戸で採れたてを味わってください。 -
海鮮チラシ
目の前の海から取れたピカピカの旬のお魚がてんこ盛り、酢飯が嬉しい丼ですね!魚は季節によって変わります。 -
室津港
室戸の玄関口・室津漁港〜世界へ漕ぎ出した漁師たち〜 マグロ漁業の歴史を刻む港町 四国・高知県の南東端、三方を太平洋に囲まれた室戸岬から、国道55号を西へ約5km。海沿いの道を進んだ先に室津漁港があります。 この港は、室戸市の中心部にもほど近く、古くから町の海の玄関口として、室戸の漁業と暮らしを支えてきました。 港の背後には、四国八十八箇所霊場・第二十五番札所「津照寺(しんしょうじ)」が静かに佇み、今も海とともに生きる人々と、航海の安全を見守っています。 津照寺の長い石段を登る途中でふと振り返れば、停泊する漁船、往来する舟、そして太平洋の大海原が視界いっぱいに広がり、空の青と海の輝きが織りなす風景に、胸がすっと澄むような感覚を覚えます。 室津漁港の歴史は平安時代までさかのぼります。 歌人・紀貫之が記した『土佐日記』では、「室津に十日留まり、荒海が鎮まるのを待った」と綴られ、風待ちの港としての記憶が刻まれています。 港が本格的に築かれたのは江戸時代初期の1629年。 僧・最蔵坊が荒磯を掘り始めたものの、工事は難航。後に土佐藩が殖産興業の柱として整備を推進し、1667年に掘込式の人工港として完成しました。 しかし室戸は、地震による地盤隆起を繰り返す世界的にも稀な地質構造を持ち、港は災害のたびに底を掘り直さねばなりませんでした。 掘削された土砂は周囲に盛られ、やがて港町は海面よりも高く形成され、今では「港の上」と呼ばれる独特な坂道地形が生まれています。まさに、地質と人の営みが造形した風景です。 こうした苦難と工夫の上に誕生した室津漁港は、やがて捕鯨・カツオ・マグロ漁の拠点として急速に発展。 長期航海のための食糧・生活用品の積み込み、船の整備で町は活気を帯び、昭和40年代から50年代(1965〜1980年代)の最盛期には市外からの出稼ぎの人々が溢れ、夜の町は人と肩がぶつかるほどの賑わいを見せたと聞きます。 室戸の漁師たちは、南アフリカ沖やニュージーランド沖など世界の海へ漁場を広げるほどの技術と胆力を持ち、漁法や知見は国内外に広まりました。今もその技術は、世界中の海で高く評価され、海洋産業の現場に貢献し続けています。 しかし、排他的経済水域(EEZ)の設定、燃料費の高騰、漁獲量の減少など、いくつもの要因が重なり、室津港を支えていた遠洋漁業は徐々に衰退。 それに伴い、港の規模も縮小していきました。 加えて、マグロ漁は「水掛地蔵」の由来からも読み取れるように、命懸けの危険と過酷さを伴う漁法です。荒波と自然の脅威に向き合いながら、漁師たちは命を懸けて海へ漕ぎ出していました。 そうした厳しい環境の中でも、室戸に本拠を置く(株)泉井鐵工所が、マグロ延縄漁に使う漁労機械の開発・製造・販売を一貫して行い、安全性と効率性を追求してきました。泉井鐵工所の技術革新は、現代のマグロ漁のスタイルを形づくる上で大きな役割を果たしています。 現在でも、室戸の漁師たちは「近海はえ縄漁・遠洋はえ縄漁」で海へ漕ぎ出し、クロマグロ・メバチ・キハダなどの天然マグロを漁獲しています。 遠洋漁では、高性能な冷凍技術により鮮度を保ち、近海漁では神経締め・血抜き・冷海水管理などを施した丁寧な処理が光ります。 こうして水揚げされた室戸の漁師のマグロは、国内市場でも高品質な逸品として高く評価されています。 さらに、港の近海で獲れた「地魚」も、「港の上」の飲食店で、生産地ならではのお料理として提供され、歴史ある漁師町の滋味が、新鮮な旬の味覚として訪れる人々を迎え入れてくれます。 -
海鮮丼
室戸のとれたての新鮮な魚がてんこ盛り。ピカピカのお刺身、もう美味しいですよね。 -
サバのすき焼き
冬の室戸には「寒サバ」の絶品料理があります。室戸ならではなのが「サバのすき焼き」です。寒い時期はあったかいお料理でサバを味わうのです。産地の大人気イベント「サバらしい日々」なんと1000円で提供しています。 -
室戸キンメ丼
深海に生息しているキンメダイ。室戸市東側の海底は急激に深くなる地形となっており、沿岸近くの漁場で漁獲し鮮度の高い状態で水揚げすることができます。 室戸市内ではそんなキンメダイを使ったご当地丼「室戸キンメ丼」を全店共通価格でお召し上がりいただけます。(室戸市ホームページより) 室戸の金目鯛漁は、近海でできる日帰り漁だから、鮮度抜群だよ! -
サバらしい日々
2月3月開催の季節限定の大人気企画!「サバらしい日々」室戸の旬のサバはうまい!採れたてのサバを産地室戸で1食1,000円で提供します。室戸ならではのサバを使ったさまざまな料理を、各店舗で召し上がれ。 むろと廃校水族館でチケットセットを購入すると・・! ぷるぷる震える、ぬいぐるみなどプレゼントします! 各店舗さまざまなサバ料理を、ぜひ楽しんでください。旬のサバの味をあなどるなかれ! -
室戸春ぶり
室戸の海は、春にブリが訪れます。 ブリは産卵を控えて太平洋を南下する途中、豊富な餌を求めて室戸の東海岸を訪れます。 豊かな生態系の海域で、良質な餌を食べたブリは、栄養を蓄え「室戸春ぶり」として、人々に愛されています。 脂は豊潤でサラリ、旨味抜群。 田舎マップ管理人のおすすめは、お刺身だけではなく、加熱したお料理です。熱が入ると身にきめ細やかに入る脂が溶け出し、身がホロホロと口の中にほどけ、春の幸せが広がります。 鍋、照り焼き、藁焼き、しゃぶしゃぶ。一口一口、脂と旨味が口の中いっぱいに広がって、やみつきになります。 ブリの脂に「くどい」印象をお持ちの、あなた! ブリは冬の「日本海」に限ると思ってる、あなたも! 春が旬の室戸のブリを食べて、新しい発見をご自身の味覚で感じてください。 その美味しさには根拠があります。 実は、室戸の東海岸には、世界的にも稀な自然の恵みがあるんです。 深海には太陽光が届かないので、海洋深層水は光合成によってミネラルを消費されることなく、豊富に蓄えたまま、世界の海をめぐり、室戸の海に湧出しているのです。 この海域には、鯨も餌をもとめてやってきます、この豊かな海の生態系が水産資源の美味しい味の背景にあるんです。 詳しくは、「海洋深層水」をご覧ください。 -
おきゃく文化
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豊富な美味しい食材・料理、美味い酒、人情あふれる地元の人々、これらが揃っているため、隣近所・知らない人まで巻き込んで『おきゃく』(酒宴のこと)が始まることがよくあります。(室戸市HPより)