室津港は、江戸時代土佐藩の執政野中兼山により当時の殖産興業のために整備されました。津呂港と同じく荒磯を掘り込んで造った港です。後にも拡張工事がされていったため奥行きがあり、海が荒れた時にも多くの船が避難できたため、津呂港を凌ぐ良港であったと伝えられています。
戦後の遠洋マグロ基地として賑わった頃には、漁から戻った船がこの港に着き、漁師は港の上の料亭で久しぶりの街を楽しみました。一番室戸が賑やかであった頃の話です。今も、石堤が残されているなど、当時の風情を感じられる港です。(室戸市観光協会)
室津漁港
「室津漁港」と室戸のつながり
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黒潮
黒潮は、四国の南西に位置して太平洋に突き出ているの室戸市に、南から温かい空気と、豊富な資源をもたらします。 -
料亭花月
大正14年創業の老舗。室戸沖で水揚げされた魚介類が味わえる料亭。夏はながれこ(とこぶし)、冬はクエ鍋、鯨のハリハリ鍋、春は浜アザミの天ぷら、秋は伊勢エビ料理、その他、ミンク、ニタリ、イワシ、ナガス鯨を使った鯨料理が人気。鯨の煮付け、鯨のたたき、さえずり、尾の身の刺身、竜田揚げなど。室戸の金目鯛、遠洋漁業のマグロ、うつぼやマンボウの珍味も楽しめます。 -
シットロト踊
300年以上続く伝統行事。県の無形民俗文化財に指定されています。起源は定かではありませんが、揃いの浴衣に彩り豊かな投網笠・独特の舞・リズム・歌詞が古から室戸の漁師さんによって継承されています。旧暦6月10日は漁師さんは漁を休み、豊漁への感謝と魚類への供養込めて、終日踊りぬきます。 -
室津八幡宮秋祭
高知県郷土民謡大会で第1位となった「馬子唄」や「太刀踊り」が奉納される。 -
室津港釣り大会
いつもは立ち入り禁止になっている港を、年に1回だけ解放いたします。 昨年6月の開催以降、毎月試し釣りを行い釣果をとってまいりました。 結果、この時期が一番釣れる! となりましたー ちなみに、先日は「モンズマ」「グレ」が連れております♪ みなさま、大物を釣り上げにぜひお越しください。 応募方法は、申込用紙に記載の上、室戸市観光協会までFAXもしくは郵送ください。( イベントパンフレットより) -
近海マグロはえ縄漁
近海だからこそ、希少な「天然マグロの生」を国内の市場に供給しています。夜明け前、約2400本の針に餌を付けながら約85kmもある延縄を海に繰り出し、その日のうちに回収(揚げ縄)します。釣れたマグロは即座に神経抜き、血抜きを施し、低温管理した冷海水の魚槽で鮮度を保つことで、「生の天然マグロ」を最高品質で国内市場に供給しています。マグロ延縄漁は、世界で一般的に行われているマグロ巻網漁と比較して、環境負荷が少なく、持続可能な漁法です。また、一匹一匹釣り上げるので、丁寧な鮮度管理を施すことができ、品質を保ち市場に供給できるのです。クロマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロを主体としています。 -
マグロ漁のまち室戸
室戸では、江戸時代からマグロ漁が行われ、大正から昭和にかけて、日本屈指のマグロ漁の基地として栄えました。港の周辺には、居酒屋や料亭などが立ち並び、船が港に帰ると漁師達でとても賑わいました。 当時、室戸には多くの漁師が集まり、マグロを追って日本近海、ニューヨーク沖、アイルランド沖など世界中の漁場を開拓してきました。また、室戸で培った高い漁業技術は国内はもとより、世界中の漁港に伝わっていきました。現在、室戸ではマグロ漁船の数は少なくなりましたが、伝統の近海はえ縄漁、遠洋はえ縄漁が行われています。マグロ漁のまち、室戸の人達はマグロが大好き、伝統は食文化にも承継されて、今も楽しまれています。 -
riddim blue
藍染職人さんとクラフト作家さんのお店兼アトリエ。藍染めベビーグッズなど素敵な作品を販売。藍パンや藍ラテなどの軽食。藍染体験など提供してます。お気軽にお立寄りください。